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教育学部だった俺が教員の道をキッパリ諦めた理由:教員は幸せになれない

教育学部だった俺が教員の道をキッパリ諦めた理由:教員は幸せになれない

大学は教育学部に行った。

教えるのがうまいから、学校の先生に向いているよ
ゆもzならいい先生になりそうだよね。

中学や高校でよく言われた言葉だ。

親からも、先生悪くないんじゃない?

高校の頃の俺はどうせやりたいこともなく、ただなんとなくで教員の道を選んだ。

結果、教育学部に入ったわけだ。

今回は教育現場の養成所にいた俺が、教員を目指すことをやめた理由をお伝えしよう。

もし、この記事を読む人の中に教員志望の人がいれば、その道を選んで本当に自分が幸せになれるかどうか、今一度考えるきっかけにしてもらえればと思う。



“教員は夢がない、超ブラック” 教育学部で感じた教員の現実

頭を抱える女性

先に伝えておくと、俺は大学を1年休学しているし、1年留年している。

だから、入学した時の同期が2年先に学校の先生になっているし、仲のいい先輩も結構教員になっているんだよね。

だから、かなりリアルな情報が入ってきていた。

所属していた場所が関係して、身近にいる人で1番多かったのが中学校の先生。

そこで集まる情報や、実体験を聞けば聞くほど、教員は、特に、中学校の教員は超ブラック
ということが分かった。

具体的には、

  • とある先輩(中学校教員)の学校にいる時間が7~23時
  • 教員は残業代が出ない(教員はみなし残業で、いくら残業してもしなくても給料は同じ)
  • 部活動のせいで土日休みがない場合が多い
  • 部活動で支給されるお金が雀の涙程度
    (休日4時間以上の部活顧問に対して一律3,000円)

公立学校の管理職以外の教員には、労働基準法第37条の時間外労働における割増賃金の規定が適用除外となっており、時間外勤務の時間数に応じた給与措置である時間外勤務手当が支給されず、全員一律に給料に4パーセントの定率を乗じた額の教職調整額が支給されている。(出典:文科省「教員の勤務時間管理、時間外勤務、適切な処遇の在り方」)

まず、労働条件ついてだけ見ても、すぐにこれだけ思いつく。

やばくね?

超ブラックである。

部活で大会の引率をするとしよう。

朝7時過ぎに集合して、夜20時過ぎに解散するとしよう。

労働時間は実質13時間以上ある。

給料はいくらか。
3000円である。

時給換算しよう。
約230円だ

誰が、時給230円で働きたいと思うのか?

生徒たちにジュースを買ったとしよう。

部員が25人以上いれば
赤字になる。

毎日ではないだろうが、朝7時から23時まで働いて、残業代も出ない。

決して割に合う仕事ではない。

ただでさえ、正規の教員は狭き門 “教員採用試験”という存在

誰でも教員になれるわけではない。

公立の小・中学校の先生になろうと思ったら、教員免許が必要だ。

さらに、教員免許がある前提で、教員採用試験に合格しなければならない。

各都道府県や市の教員採用試験があって、そこで合格するとその県、市の先生になれる。

ただ、この試験の倍率が高く、合格率は低い。

中学校の教員採用試験の倍率

中学校教師採用試験受験者数 中学校教師採用試験採用者数 中学校教師採用試験採用倍率

文部科学省発表の平成25(2013)年度のデータによれば、公立中学校の教諭を目指して採用試験を受けたのは、全国で62,998人にも上ります。このうち、採用されたのは8,383人で、採用倍率は7.5倍でした。

(http://careergarden.jpより引用)

倍率は約7~8倍

7~8人に1人しか受からない計算だ。

小学校の方はもう少し受かりやすいはず。

高校はもっと採用数が少ない。
特に、美術や音楽などのマイナーな科目はなおさらだ。

採用数が少ないので、枠が小さく、2人の募集に何十人が応募するといったこともざらである。

現役の合格率はどのくらいなのか?

現役の大学生がそのままストレートに先生になれる確率というのはかなり低い。

俺の大学の同期だと、教員採用試験にストレートに合格した人は3~4分の1程度のはずだ。

小学生の教員はもう少し合格率が高い。

これでもかなり優秀な数字のはずだ。

以下のデータを見てもらおう。

平成27年度の中学校教師採用試験の受験者の割合は

平成27年度 中学校教師採用試験受験者の新卒・既卒比率
  • 新卒が30.4%
  • 既卒が69.6%

そして中学の採用数が8411人である。

つまり、新卒で教員採用試験を受けた人数は、2557人だ。

平成27年度 中学校教師採用試験受験者の新卒・既卒採用率

そのうち新卒で採用された人数は378人。

新卒(現役大学生)の合格率 4.5%
ということがわかる。

合格率低すぎいいい!!

教員になれなかった人は講師という道を選ばざるを得ない

常勤講師と非常勤講師の2つがある。

常勤講師は病休や産休などで勤務できない教員の代わりに採用され勤務します。

仕事内容も正採用の教員と同じで担任を持ったり、生徒指導や部活動の指導なども行います。

非常講師は、担当する授業(例えば社会の授業で自分が任せられている授業)のみの時間に学校に来て、時間が終われば帰れます。
生徒指導や部活などの責任の思い仕事を任されることは原則的にありません。

非正規教員として任用される「常勤講師」が増えている。教員免許を持っており、担任や部活動顧問など正規教員と同じ仕事を担うが、給与面などの処遇が低く、不安定な身分で働いているのが現状だ。

講師、はっきり言えばバイトみたいなもんだ。

講師を何年もやっている人が数多くいる。

給料だってめっちゃ安い。

なのにこき使われるということもあるらしいね。

講師が忙しくて、十分な勉強時間が取れずに、次の年も教員採用試験におちるなんてこともあるみたいよ。

すんなり教員になれる人なんて極一部だけよ。

公務員だからこその制約

公務員だからこその制約がある。

圧倒的な年功序列・成果による違いがない

日本の伝統的な企業にも言えることだが、完全な年功序列でどんなに仕事ができても、逆にどんなに仕事ができなくても給料に変化がない。

いずれ校長や教頭にに昇進する可能性は絶たれるかもしれないが相当先の話である。

後に紹介するが、給料も決まっている。

素晴らしく仕事ができて、優秀でも給料が増えない。

40~50代の先生は夕方5時くらいに颯爽と帰ってしまう

仕事に慣れていない20代が残るのは分かる。

でも、部活も20代の若手に押し付ける

みんなやりたくないからね。

それでも圧倒的に給料をもらうのがおっさん、おばさんの世代である。

ある教員の世界でいわれているのが、
「40代過ぎたらあとは楽、20代が本当に大変」
なんて話を聞いたことがある。

俺はそんな環境ではやる気が出ない

俺は若いうちこそ、お金と時間が必要だと思っているからだ。

副業ができない

公務員だから、副業ができない

副業!?そんなの俺には関係ないぜ!!

なんて思う人がいるかもしれないが、教員という道をやめようと思ったときに、次の方向性を試せないのは案外つらいんじゃないかと思うんだけどね。

やってみないとその仕事に適性があるのかどうかわからない。

もし、教員が合わない、無理!!
ってなった時にいきなり教員をやめるのは厳しいよね?

もし副業できれば、新しい何かの仕事で食べていける可能性を見つけることもできるし、試すこともできる。

本来サラリーマンなら、低リスクで新しいことにチャレンジできる。
仕事をしながらね。

教員しかできず、ほとんどつぶしがきかない、忙しくて転職活動すらろくにできない。

退職しなきゃ新しいことにチャレンジすらできない。

リスクはでかいと思うよ。

先生の特性上、常に周りの目がある

常に周りの目にさらされる。

これは先生に起こることだね。

商店街に行っても、居酒屋にいても、買い物をしていてもどこでも生徒がいるかもしれない。
保護者がいるかもしれない。

下手な会話もできなきゃ、行動もできない。

いつ誰が見てもいいように気を張らなきゃいけない。

これは疲れる

知り合いの教員は、自分の住んでいる区画では絶対に買い物も飲み会もしないって人がいるくらいだ。

引きこもりがちになる、なんて話も聞く。

残業代がない(これは教員のみの特例)

先ほど触れたので今回は割愛。

教員はいくら残業しても給料が変わらない。

全ては生徒のためなのだ……

公務員だから叩かれやすい

公務員というのは税金から給料が出ているから当たり前っちゃあ、当たり前なんだが、世間の風当たりが強い。

何か不祥事があった際は、いの一番に叩かれるし、何かあっても、教員だから当たり前とほめられることもない。

大変ですな。



他業種より圧倒的に多い精神疾患

頭が痛い女性
  • 保護者・教育委員会・子ども・校長など、いろんなところから板挟みを受け、行動に非常に制約が多い
  • モンスターペアレントと呼ばれる頭のおかしい保護者が増えてきている現状
  • 外に出ても、先生というポジションは変わらず、気軽に買い食いすらできない
  • 生徒が問題を起こしたら、いつでも呼び出しがかかる
  • 多忙すぎる

ストレスがかかる場面には枚挙にいとまがない。

2015(平成27)年度の精神疾患による病気休職者は全国で5,009人となっており、3年連続で5,000人を超えました。在職者数に占める割合は0.54%
(中略)

割合を学校種別で比べれば、小学校が0.55%、中学校が0.64%、高校が0.37%、特別支援学校が0.66%
(ベネッセより引用)

 

 

在職者に占める精神疾患による病気休職者の割合

文部科学省 教員のメンタルヘルスより引用

病気の求職者の割合が0.6%もいる。

病む確率が高いのが教員の現状だ。

病む確率が高い。
精神疾患になったら、幸せになれるはずもない。

中学の先生になった人で本当に幸せそうな人に会ったことがない

もう俺も20代後半である。

数多くの先輩・後輩たちが中学校の先生になっている。

しかし、現実問題、
本当に楽しそうに、教員(中学校)をこなしている人に会ったことがない。

小学校には何人かいる。

でも中学には本当にいないんだ。

生活スタイルが違いすぎるから、多忙すぎるから会うことがないというもあるかもしれない。

ツイッター上では大学の知り合いは皆、教員になったら鍵垢になる。

はじめのうちは夢や希望にあふれたツイートが流れる中でだんだんと愚痴や不満が増えていく。

そして、時間もそんなにかからないうちにツイッター上から姿を消す(笑)

という流れがよくあるものだ。

まあ、多忙だしツイッターに来なくなるんだろうね。

 

少なくとも俺の知っている数十人の中で本当に幸せそうな人がいないんだな。

いくつか教員が幸せになりにくい理由をピックアップしよう。

教員はマジで出会いがない(恋愛できない)

マジで出会いがないみたいだ。

同じ学校にいるのはほとんどおじさんおばさん。20代はほんのわずか。

そもそも部活で土日が潰れるのに、出会いなんか作れない。

なのに職場でも出会いがない。

  • 初任研という、先生になった人ばかりが集まる時が唯一の出会いらしい
  • 大学の彼氏彼女とそのまま結婚するケースが多い

という現状からも、大人だからこそ恋愛も楽しみたかった俺は教員はなしだと思った。

お酒を飲みに行けるときが少ない&飲み屋で気軽に仕事の話ができない

  • 休みがない
  • 常に周りに目がある

これも出会いが減る要因でもあるし、羽を伸ばせない理由でもある。

先ほど述べた通り。

他にも幸せになれない理由として

  • 多忙
  • 心が休まらない
  • ストレス過多

などいくらでも理由が挙げられる。

給料は(パッと見)悪くないというメリット

給料の話にうつろう。

これだけ大変だから、俺からしたら当然にも思っているが、
教員の給料は悪くはない、特に40代以上。

中学教員(中学校教師)の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

平均年収.jpより引用

でも講師が多いのは忘れちゃいけない。

女性なら、気軽に産休・育休も取れるというのも大きなメリットだろう。

公務員じゃないと気軽に産休・育休はとれない。

また、公務員は、退職後、年金が手厚い。

いや、手厚かったのか。

今は制度がサラリーマンとそんなに変わらないが、それでも優遇されているなんて話もある。

俺はよく知らんのでここは飛ばす。

教員の給料が割がいいかどうかは各々判断してくれ。

一般的に言えば高い給料ではあると思うが、実労働時間や内容を見るに、俺はやりたくないけどね(笑)

割に合わない。

あと、そもそも年収1000万以上欲しいなあなんて思っていた俺には、魅力的には映らなかったけど。

https://oremote.net/mote-mind/howmuchmoney-happy/



仕事の選びかた、働き方を考えたとき、教員で本当に幸せになれるのか?

さあ、そろそろ結論

少なくとも俺は、教員なんて割に合わない

中学校の先生になって幸せになるとは思えない

これが俺の結論だ。

  • 給料
  • 時間
  • やりがい

このあたりが、仕事選びをする際の必須項目になるとは思うよね。

中学の教員は

  • 給料⇒普通、時給換算するとひどい。40代以上になると悪くない。
  • 時間⇒マジでない、最悪
  • やりがい⇒かなりある

という感じかな。

本当に聖職者、公僕にならないとやってられないと思う。

何を幸せに感じるかは人次第だ。

だから、ごく一部、中学の教員で幸せを感じている人はたくさんいるだろう。

しかし、

  • 自由な時間がほしい
  • 限りなく働く時間を減らし、楽しく行きたい
  • 可愛い彼女がほしい
  • 楽しく働きたい
  • フットワーク軽く生きたい
  • 20代の時こそ時間とお金が必要だ

なんていう価値観を持っている俺には到底、教員の道を選ぶことなどできなかったわけだ。

1度きりの人生、教員にならなくて心の底から良かったと思っている。

※もちろん、俺には絶対できない仕事だからこそ、日々こなしている先生方を尊敬している。
子どもができても、責めるようなことをするつもりもない。

もしこの記事を読むような教員志望の学生がいたら、今一度、教員になることで自分の幸せを手にすることができるのか考えてみるといい。

仕事なんていくらでもあるし、所詮、自分が幸せになるためのツールでしかないのだから。

じゃあゆもzは現在何してんの?(近日公開)